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スリランカ旅行の準備をしていると、必ずぶつかるのが「ネットどうしよう問題」。私は現地に着いてからSIMカードを買いましたが、最近は日本にいるうちに準備できるeSIMという選択肢もあります。
その代表格が、アプリだけで完結するeSIM「トリファ(trifa)」。スリランカでも使えるのか、料金はいくらなのかを公式サイトで調べたので、現地SIMを実際に使った経験と合わせてまとめます。
しかも最近は、選ぶ以前の問題も出てきました。日本で売られているiPhone 17シリーズとiPhone Airは、物理SIMのスロット自体がありません(eSIM専用)。つまり現地でSIMカードを買っても差し込む場所がないということです。iPhone 16以前をお使いなら今までどおり物理SIMも使えますが、機種を新しくした方は、eSIMがほぼ唯一の選択肢になります。
結論:使えます。ただし回線は「Mobitel/Hutch」
トリファはスリランカに対応しています。3日間1GBで790円から用意されていて、日本にいるうちにアプリで購入しておけます。
ひとつだけ先にお伝えしておくと、つながる回線は Mobitel/Hutch(Hutchison)です。私が現地で契約したDialogとは別の会社になります。「同じ回線だから安心」とは言えないので、そこは正直に書いておきますね。
スリランカ向けの料金プラン一覧(2026年8月時点)
公式サイトに載っているスリランカ向けプランは、以下のとおりです。すべて税込です。
| 利用日数 | データ容量 | 料金(税込) |
|---|---|---|
| 3日間 | 1GB | 790円 |
| 3GB | 1,760円 | |
| 無制限 | 2,970円 | |
| 7日間 | 3GB | 1,960円 |
| 10GB | 3,820円 | |
| 無制限 | 5,990円 | |
| 15日間 | 3GB | 2,360円 |
| 10GB | 3,900円 | |
| 無制限 | 11,990円 | |
| 31日間 | 5GB | 3,000円 |
| 20GB | 5,020円 | |
| 無制限 | 16,000円 | |
| 60日間 | 10GB | 4,350円 |
| 30GB | 8,500円 | |
| 80GB | 16,000円 |
※価格は変動することがあります。申し込み前にアプリ内の最新料金をご確認ください。
カナダより、かなり安い
同じトリファでも国によって値段はまるで違います。私が調べたカナダのプランと並べると、その差がはっきりします。
| プラン | スリランカ | カナダ |
|---|---|---|
| 3日間 1GB | 790円 | 1,010円 |
| 7日間 3GB | 1,960円 | 2,510円 |
| 7日間 10GB | 3,820円 | 5,210円 |
| 31日間 5GB | 3,000円 | 5,150円 |
7日間10GBで比べると1,390円の差。物価と同じで、通信も東南アジア・南アジアは安い傾向にあるようです。カナダ側の詳細はトリファのカナダ編にまとめてあります。
私はどうしたか:空港で現地SIM(Dialog)を買いました

シギリヤロックの山頂。こんな山の上でも電波は問題ありませんでした
正直にお伝えすると、私自身はコロンボのバンダラナイケ国際空港に着いてから、到着ロビーで現地SIMを買いました。
選んだのは現地最大手のDialog。安くて、店員さんも親切で、SIMの差し替えまでやってくれました。電波も良好で、シーギリヤの山あいでも困ることはありませんでした。現地SIMという選択は、今でも良かったと思っています。
ただ、振り返ると「うまくいったから良かった」面もあったと感じます。
- 到着ロビーでカウンターを探し、パスポートを出して手続きする時間が必要だった
- 深夜着や早朝着だったら、営業しているか分からない
- 私はSIMを差し替えてもらえたが、自分でやるなら小さなSIMピンが要る
- その場で英語のやりとりが発生する(親切だったので助かりました)
ATMでルピーを引き出すのにも手間取っていたので、「通信だけでも先に済ませてあれば、もう少し落ち着いて動けたかも」というのが本音です。この日の様子はスリランカ旅行記 その1に書いています。
eSIMにすると、何が変わる?

現地でスマホの地図が使えると、これだけの情報がすぐ手に入ります(シギリヤまで116km・約2時間24分)
eSIMは、スマホに内蔵されたSIMにデータだけで回線情報を書き込む仕組みです。カードの抜き差しがいりません。現地SIMと並べると、違いはこうなります。
| 現地SIM(私が使った方法) | eSIM(トリファ) | |
|---|---|---|
| 買う場所 | 現地の空港・ショップ | 日本にいるうちにアプリで |
| 使えるまで | 到着後に手続き | 着陸後、設定を切り替えるだけ |
| 料金 | 安い(現地価格) | 3日1GB 790円〜 |
| 電話番号 | もらえる | なし |
| SIMの抜き差し | 必要 | 不要 |
| 言葉の壁 | 現地でのやりとりあり | 日本語のアプリで完結 |
つまりeSIMの一番の価値は、「到着した瞬間から地図が使える」安心感だと思います。逆に現地SIMの強みは、価格の安さと電話番号がもらえること。ここは好みが分かれるところです。
申し込む前に知っておきたい、4つの注意点
① 電話番号とSMSは使えません
これが一番の落とし穴かもしれません。トリファはデータ通信専用で、電話番号は付いてきません。
困るのは、現地で配車アプリなどを新規登録するとき。SMSでの認証コードが必要なサービスだと、eSIMの回線では受け取れません。日本の番号で受け取る必要があるので、アプリの登録は日本にいるうちに済ませておくのが安全です。
② データ容量は「1日あたり」ではなく「期間の合計」
「7日間3GB」は、7日間で合計3GBという意味です。1日3GBではありません。ここを勘違いすると、旅の後半で足りなくなります。
私の実測では、地図と検索が中心の使い方で1日あたり約500MBでした。この計算だと7日間なら3.5GB前後。7日間3GBは、ややギリギリという感覚です。外でレストランなどの調べ物や、写真や動画を送る方は、10GBのほうが安心だと思います。
③ 対応していない機種があります
eSIMは対応した機種でしか使えません。利用者の声で最も多いのが「支払ったあとに非対応と気づいた」というもの。購入前に、お使いのスマホがeSIMに対応しているか、SIMロックが解除されているかを必ず確認してください。
④ 購入はアプリの中だけ
トリファはアプリをダウンロードして、その中で購入するサービスです。ウェブサイトだけで完結する形ではないので、リンクを開くとアプリの案内が表示されます。「サイトで買えない」のではなく、そもそもアプリが本体だと思っておくとスムーズです。
なおテザリング(インターネット共有)は可能。容量が足りなくなってもアプリから追加できます(公式によると日数の延長は1日50円から、無制限プランへの切り替えも可能)。ただし残量がゼロになると通信が止まるので、チャージは利用残があるか、Wi-Fiが使えるうちに。

駅の時刻表は、いまも針を動かすアナログ式。こういう国だからこそ、手元の地図が心強いです
日数別、どのプランを選べばいい?
| 旅のスタイル | おすすめ | 理由 |
|---|---|---|
| 2〜3日の短い滞在 | 3日間 3GB(1,760円) | 1GBだとやや不安。3GBにしておくと安心。1日約587円 |
| 1週間の周遊(標準) | 7日間 10GB(3,820円) | 3GBだと後半が不安。1日約545円で気にせず使える |
| 写真・動画をよく送る | 7日間 無制限(5,990円) | 容量を気にせず旅に集中できる |
| 2週間以上の長期 | 15日間 10GB(3,900円) | 7日10GBとほぼ同額で日数が倍 |
個人的におすすめしたいのは7日間10GBです。3GBとの差は1,860円ですが、その分「残りいくつだっけ」と気にする時間から解放されます。スリランカは移動が多く、地図を開く回数がとにかく増えるので、ここはケチらないほうが旅が楽しくなると思います。
まとめ:どちらを選んでもスリランカは楽しい
トリファはスリランカで使えます。3日1GB 790円からと、カナダより安く設定されています。回線はMobitel/Hutchです。
私自身は現地SIMのDialogで満足しましたが、あれは昼間に到着して、親切な店員さんに出会えたからという面もあります。深夜着の方、乗り継ぎで疲れている方、英語のやりとりに不安がある方なら、日本で準備を終わらせておけるeSIMのほうが向いているはずです。
次にスリランカへ行くときは、私もeSIMを試してみるつもりです。そのときは、この記事に実体験を追記しますね。
📱 トリファの購入・開通はアプリから
スリランカ行きが決まっている方は、日本にいるうちに入れておくと当日ラクです。
アプリはこちらから
補足:楽天モバイルという手もあります
最後にひとつ。ここまでeSIMの話をしてきましたが、楽天モバイルを使っている方は、そもそも何も買わなくていいかもしれません。
スリランカは楽天モバイルの海外ローミング対象国です。Rakuten最強プランなら月2GBまで追加料金なしで、SIMの差し替えも、アプリのインストールも不要。渡航前に設定をひとつ確認しておくだけで使えます。
2GBを超えても速度が落ちた状態(最大128kbps)で使い続けられますし、足りなければ1GB 500円でチャージもできます。地図と検索が中心の使い方なら、これで足りてしまう可能性は十分あります。
まず自分の回線で足りるかどうかを確かめて、それから足りない分をeSIMで補う。この順番で考えるのがいちばん無駄がありません。
カナダで実際に使ったときの通信量や設定手順は、楽天モバイルは海外でそのまま使えるにまとめています。
旅のデータ
- 調べた対象:eSIMアプリ「トリファ(trifa)」スリランカ向けプラン
- 料金:3日間1GB 790円 〜(2026年8月時点・税込/公式サイトより)
- 回線:Mobitel/Hutchison(HUTCH)/LTE・4G・5G
- 電話番号(SMS):なし(データ通信専用)
- テザリング:可能/追加チャージ:可能
- 私が実際に使ったもの:現地SIM「Dialog」(コロンボの空港で購入)
- 楽天モバイル:スリランカも海外ローミング対象国。月2GBまで無料/超過後は最大128kbps/1GB 500円でチャージ可