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ソルトスプリング島からバンクーバーに戻ってきた翌朝。Day5はバスに乗って、街なかで開催されている「ジャパンマーケット」へ向かいます🎏 この日はダウンタウンをたっぷり歩く一日になったので、前編・後編に分けてお届けしますね。まずは、ジャパンマーケット編から。
島の恵みを集めた、豪華すぎる朝食
出発前に、宿でちょっと贅沢な朝食をいただきました。ソルトスプリング島のチーズ工房で買ったチーズ、ソーセージ工房のハム、サタデーマーケットのオーガニックブレッド——ここ数日の旅で出会ったものを持ち寄った、島の思い出が詰まった食卓です🧀


ちぎったパンにチーズとハムをのせるだけの、シンプルな一皿。でも島の空気ごと味わっているような、特別な朝食になりました。
宿からバス停まで、歩いて見えたバンクーバー郊外の顔
宿からバス停までは徒歩。この道のりが、地味に楽しかったんです。ビルが並ぶ一角があるかと思えば、市民農園(コミュニティガーデン)があったり——住宅街の中に、暮らしの気配がぎゅっと詰まっていました。

そして地味に新鮮だったのが、木製の電柱。日本ではコンクリート柱ばかり見慣れているので、木そのものの電柱が街なかに立っているのが、ちょっとした異文化体験でした🪵

雨上がりの朝から、気持ちのいい晴れへ
ダウンタウンに着いた頃は、まだ雨上がりの空気が残っていました。

会場に向かって歩くうちに、雲が切れて青空がのぞき始めます。今日は良い一日になりそうな予感がしました☀️
ジャパンマーケットの会場に到着
会場は、バンクーバー美術館前の広場。テントがずらりと並び、たくさんの人で賑わっていました。

この日はJapan Market Summer Festival。バンクーバー美術館前の広場を使って、年に数回開催されているポップアップイベントです。今回だけで70以上のお店が出店していたそうです。

雑貨、アクセサリー、洋服、フード……ジャンルはさまざまですが、共通しているのは「日本」がテーマだということ。とはいえ、純粋な”和”というよりも、カナダ風にアレンジされた日本が数多く見られたのが印象的でした。
ちなみにこの会場のバンクーバー美術館前は、ダウンタウン観光のど真ん中。半日ツアーならスタンレーパークやグランビルアイランド、展望台まで一気に回れるので、マーケットの前後に組み合わせるのもいいかもしれません。※英語ガイドです
食べ物も豊富!でも”純和風”じゃない、カナダ流アレンジ
会場を歩いていると、いい匂いに誘われて何度も足を止めました。沖縄そば、かつサンド、のりタコス、どらやきアイス……日本ではあまり見かけない組み合わせも多く、「これがカナダのジャパンマーケットか」と実感します🌮

こちらは「NORI TACOS」。海苔をトルティーヤ代わりにした、サーモンやツナのタコス。寿司とメキシカンの掛け合わせという、いかにも多文化都市バンクーバーらしい一品です。

こちらは東京カツサンドの専門トラック。フレンチカツ、チキンカツなど、サンドイッチとして進化したカツサンドが人気のようでした🥪

沖縄そばの専門店には行列ができていました。異国の地で沖縄グルメに出会えるとは思っていなかったので、これも嬉しい発見です。
刺し子キットも発見!日本の手仕事が現地の人にも人気

こちらは刺し子(さしこ)の道具コーナー。糸・針・ハサミがセットになった「Mix & Match Sashiko Gift Set」まで販売されていて、日本の伝統的な刺繍技法が、現地でもクラフトとして人気なのだと分かります。カラフルな糸が並ぶ様子は、それだけで写真映えする一角でした🧵
木工職人さんとの、思いがけない出会い
そして、この日いちばん心に残ったのが——木工のブースでの出会いでした。【Koo Wood】

椅子、箸、切子細工の小箱、まな板、手鏡……美しい木の作品がずらりと並ぶブースで、お店番をされていたのが日本人の職人さんでした。話を聞いてみると、もともとはログハウスを建てる会社で働いていたのだそう。
けれど、その会社がなくなってしまい——「自分ひとりで完結できる仕事は何だろう」と考えた末にたどり着いたのが、木工職人という道だったといいます。

ブースに掲示されていた紹介文によると、東京出身で、2001年からログハウス建築を通じて木工の技術を学び始め、2008年に古い納屋を借りて自分の工房を構えたのだそうです。会社員としてのキャリアが途切れたところから、たった一人で新しい仕事を築き上げた——そんな背景を知ると、並んでいる作品ひとつひとつが、また違って見えてきます。
作品はKOO WOODWORK+DESIGN(koowood.com)のサイトでも見ることができます。ギャラリーには家具や建築的なアクセントなど、ブースで見たもの以外の作品もたくさん。気になった方はぜひのぞいてみてください。


「NO PAINT, NO STAIN, NO DYE. ALL NATURAL WOOD(塗装も着色もなし、天然木のみ)」というポップが添えられていて、木そのものの表情を活かしたものづくりへのこだわりが伝わってきました。

迷った末、お箸を一膳、購入しました🥢 カナダで、日本人の職人さんが作ったお箸をお土産に買う——なんだか不思議で、でもとても素敵な巡り合わせだと思いました。
まとめ:バンクーバーで出会った、もうひとつの日本
ジャパンマーケットは、単なる「日本グッズの物産展」ではありませんでした。のりタコスやカツサンドに見るようなカナダ流にアレンジされた日本もあれば、木工職人さんのように日本の技術と経験をそのままカナダに根付かせた人もいる。ひとつの会場に、いろんな形の「日本とカナダの混ざり方」が詰まっていました。
次回・後編では、この後向かったバンクーバーのダウンタウン散策の様子をお届けします。お楽しみに!
📍 ジャパンマーケット会場(バンクーバー美術館前)
旅のデータ
- イベント名:Japan Market(Summer Festival)
- 会場:バンクーバー美術館前広場(Vancouver Art Gallery/North Plaza)
- 出店数:70以上(雑貨・アクセサリー・フード等)
- 公式サイト:Japan Market Vancouver(年4回開催。最新の日程はこちらで確認できます)
- アクセス:市内バスでダウンタウンへ
- この日出会った職人さん:Kuya Hotta氏(屋号:Koo Wood/Chilliwack在住)/koowood.com
- ※開催日程は年によって変動します。最新情報は公式サイトでご確認ください