※PRを含みます
バンクーバー観光の定番、キャピラノ吊り橋。ただ調べていくと、必ずこの壁にぶつかります——入場料、高くない?
私たちが2026年6月に払った金額は、大人1人81.9カナダドル。当時のレート(1CAD≒113円)で約9,250円です。家族4人なら4万円近い。正直、券売所の前で一瞬迷いました。
しかもバンクーバーには、無料で渡れる吊り橋があります。リンキャニオンパークです。同じノースバンクーバーにあって、こちらは入場料ゼロ。
じゃあ無料のほうでいいのでは? ——その疑問に答えるため、同じ旅で両方に行ってきました。結論から正直に書きます
結論:多くの旅行者にはキャピラノ。ただし例外もあります
先に結論です。
- キャピラノが向いている人:初めてのバンクーバー/滞在日数が短い/子ども連れ・家族旅行/歩くより「体験」を楽しみたい/半日でしっかり満足したい
- リンキャニオンが向いている人:予算を抑えたい/とにかく自然の中を歩きたい/人混みが苦手/バンクーバー2回目以降/半日だけ時間が空いた
なぜそうなるのか、実際の写真とあわせて説明していきます。キャピラノの残念だった点も隠さず書きますので、判断材料にしてください
まず料金の話|81.9カナダドルに何が含まれるのか
「吊り橋を1本渡るだけで9,250円」だと思っていると高く感じます。でも実際は違いました。入口で渡されるパークマップを見て、認識が変わりました。

この1枚に、料金の答えが全部載っています。キャピラノ吊り橋「パーク」という名前のとおり、ここは吊り橋を中心にした森のテーマパークでした。
- キャピラノ吊り橋(メインの吊り橋)
- ツリートップス・アドベンチャー(樹上をつなぐ吊り橋群)
- クリフウォーク(断崖に張り出した空中歩道)
- ラプターズリッジ(猛禽類の展示・9:00〜17:00)
- ネイチャーズエッジ/レインフォレスト・エクスプローラー(森の木道)
- レストラン・カフェ・売店・トイレなどの施設一式
つまり「吊り橋の入場料」ではなく「半日遊べる施設の1日券」。そう捉えると、9,250円の見え方が変わってきます。
💡 ちなみに日本語で検索すると「7,000円くらい」と書かれた記事が多く出てきますが、実際に私たちが払ったのは81.9カナダドルでした。値上がりと円安の両方が効いています。古い情報のまま予算を組むと足が出るのでご注意を
👉 キャピラノ吊り橋公園の入場チケットをチェックする【KKday】![]()

吊り橋を渡ってみた|正直に言うと、かなり混みます

これが実際の様子です。長さ137m・高さ70mの吊り橋は圧巻でしたが、同時にこうも思いました。——人、多いな。
「KEEP RIGHT(右側通行)」の看板が立ち、橋の上はほぼ一列。立ち止まってじっくり景色を味わう、という感じにはなりません。世界的な観光地なので当然といえば当然ですが、「静かな森で吊り橋を独り占め」を期待していると、ここは違います
それでも渡っている最中は、やっぱり楽しい。足元が揺れて、眼下には深い渓谷。子どもたちの歓声があちこちから聞こえてきます
でも、この公園の本番は吊り橋の「先」でした
正直に言うと、私たちが「来てよかった」と思ったのは、吊り橋そのものより渡った先のエリアでした。


ツリートップス・アドベンチャー。巨大な木々の間にデッキが組まれ、樹上を橋でつないで歩き回れます。地面から見上げるのとはまったく別の森が広がっていて、想像よりずっと本格的でした。




こちらはネイチャーズエッジの木道。メインの吊り橋があれだけ混んでいたのに、少し歩くだけでこの静けさです。混雑が苦手な方も、奥まで行けばちゃんと森を味わえます

そして意外な収穫がラプターズリッジ。猛禽類を間近で見られるエリアです。

ここでは、スタッフの方が生きた鷲を腕に乗せて解説してくれる時間がありました(鷹はいませんでした)。これだけの距離で猛禽類を見る機会はなかなかありません。有料施設ならではの体験だと感じました。

歩き疲れたら、園内には休憩できる場所もいくつもありました。私たちが立ち寄ったのはThe Cabin。アイスクリームやホットチョコレートを売っている小さな売店です。

コーヒーを買って、外のベンチでひと休み。すると——リスが足元まで遊びに来てくれました。ビーバーの姿も見かけましたし、休憩スポットの近くにも野生動物がいるのは、森の中の公園ならではです

飲食できる場所は他にもあります。Cliff House Restaurant and Barは入口から少し歩いた先にある本格的なレストラン。中を覗いてみましたが、しっかりした造りの店内で、ゆっくり食事を楽しめそうな雰囲気でした(今回は利用せず、見学のみ)。
お土産探しにはThe Trading Postへ。こちらも覗いてみましたが、品揃えがかなり充実していて、カナダらしい雑貨からキャピラノオリジナルグッズまで一通り揃っている印象でした。



案内板や解説がきちんと整備されていて、スタッフの説明もある。「さすが有料パーク」というのが、半日過ごしたあとの率直な感想でした。吊り橋だけを見て「1本9,250円」と考えると高いですが、この全部込みだと納得感があります。
キャピラノをこれから訪れる方は、事前にチケットを確保しておくと当日の待ち時間を減らせます。
リンキャニオン|無料とは思えない渓谷でした
別の日に訪れたのが、こちらも同じノースバンクーバーにあるリンキャニオンパーク。入場無料です。


吊り橋はキャピラノより小ぶり(長さ約40m・高さ約50m)ですが、幅が狭いぶんよく揺れて、スリルはむしろこちらが上という声もあるほど。橋の上から見下ろす渓谷も迫力があります。
そして、この公園でいちばん心を持っていかれたのがここでした。

30 Foot Pool。エメラルドグリーンの水が信じられないくらい澄んでいて、川底の石まで見えます。夏には泳ぐ人もいる場所だそうです。
これが無料で見られる。正直、ここだけならキャピラノより感動しました


木製の橋や森のトレイルもあって、「歩く」ことがメインの公園です。難易度は初級。特別な装備はいりませんが、階段や木の根が多いのでスニーカーは必須だと感じました。
カフェとエコロジーセンター|休憩できる場所もあります

歩き疲れたところでリンキャニオンカフェでコーヒーを一杯。屋外にピクニックテーブルもあって、森を眺めながらひと休みできました。トイレもここにあります。

もうひとつエコロジーセンターという施設もあります(無料)。カフェとは別の建物で、少し離れた場所にあるので、行くつもりなら地図で位置を確認しておくとスムーズです。
アクセス比較|実はここが分かれ目かもしれません
意外と見落とされがちですが、行きやすさにけっこう差があります。
私たちはノースバンクーバーに宿泊していたので、どちらもバスで行きました。ただ、ダウンタウンに泊まる方はルートが変わってきます。

- キャピラノ:ダウンタウン(カナダプレイス周辺)から無料シャトルバスが出ています。約30分。※私たちはノースバン泊だったため利用していませんが、公式が運行しているサービスです
- リンキャニオン:ダウンタウン泊ならシーバスが便利。ウォーターフロント駅からシーバスでロンズデール・キーへ渡り(約15分)、そこからバスに乗り継ぎます
つまり入場料は無料でも、リンキャニオンのほうが「たどり着くまでの手間」はかかります。シーバス+バスの乗り継ぎが必要で、交通費もかかる。一方キャピラノは、ダウンタウンからシャトル1本。
「無料 vs 有料」だけで比べると見落としますが、旅行中の時間も立派なコストです。滞在日数が短い方ほど、ここは効いてきます。
💡 バンクーバーのバス・シーバスはクレジットカードのタッチ決済でそのまま乗れます。Compass Cardをわざわざ買わなくても大丈夫でした。
なお、乗り継ぎが面倒な方や、限られた日数で効率よく回りたい方は、送迎付きのツアーという選択肢もあります。キャピラノとグラウスマウンテンをセットで回るツアーなども出ています。
🎫 バンクーバーで、次はどこへ?
キャピラノの近くには、同じ道沿いにグラウスマウンテンがあります。市内からの無料シャトルもあるので、車がなくても行けます。「まとめて効率よく回りたい」なら市内観光ツアーという手も。※ツアーは英語(または中国語)ガイドです
👉 キャピラノ吊り橋公園の入場チケットをチェックする【KKday】![]()
👉 グラウスマウンテンの入場券(無料シャトル付き)をチェックする【KKday】![]()
👉 バンクーバー市内1日観光ツアーをチェックする【KKday】![]()
結局どっちを選ぶ?タイプ別のおすすめ
両方行った上での、正直な結論です。
| キャピラノ吊り橋 | リンキャニオン | |
|---|---|---|
| 料金 | 81.9カナダドル(約9,250円) | 無料 |
| 吊り橋 | 長さ137m・高さ70m | 長さ約40m・高さ約50m |
| 混雑 | 多い(一列通行) | 比較的ゆったり |
| 施設 | 充実(樹上・崖・猛禽類・飲食) | カフェ・エコロジーセンター |
| 歩く量 | 園内を自由に | トレイル中心(初級) |
| アクセス | ダウンタウンから無料シャトル | シーバス+バス乗り継ぎ |
| 所要 | 半日〜 | 2〜3時間〜 |
初めてバンクーバーに行くなら、私はキャピラノをおすすめします。料金は確かに高いですが、吊り橋・樹上散策・崖の歩道・猛禽類・動物の学び、半日しっかり楽しめる中身がありました。アクセスも楽で、限られた日程を無駄にしません。
一方で、リンキャニオンも「無料の代替品」ではありません。あの30 Foot Poolの美しさは、キャピラノにはなかったものです。時間と体力に余裕があるなら、できれば両方——というのが本音です
旅のデータ
- 訪問時期:2026年6月
- キャピラノ吊り橋パーク:入場料 大人81.9カナダドル(当時1CAD≒113円で約9,250円)/ノースバンクーバー
- リンキャニオンパーク:入場無料/ノースバンクーバー/吊り橋・30 Foot Pool・トレイル・カフェ・エコロジーセンター
- ラプターズリッジ:9:00〜17:00(キャピラノ園内)
- アクセス:私たちはノースバンクーバー泊のため両方ともバス利用。ダウンタウン泊ならキャピラノは無料シャトル、リンキャニオンはシーバス+バス
- 交通費の支払い:クレジットカードのタッチ決済でOK
- 服装:どちらもスニーカー推奨。リンキャニオンは階段・木の根が多め
- ※料金・営業時間は変更されることがあります。最新情報は公式サイトでご確認ください