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グラウスマウンテンに登った翌日、今度はノースバンクーバーの東の端へ向かいました。
目的地はディープコーブ地区(Deep Cove)。海と山に囲まれた小さな街です。ここから森を歩いて目指すのが、クアリーロック(Quarry Rock)。入江を見下ろす巨大な岩山で、ノースバンクーバーで人気のハイキングコースです。
朝は名物のハニードーナツを買って、海の見える公園で朝ごはん。それから森に入って、のんびり歩くこと約1時間。たどり着いた岩の上には、氷河が削った入江が広がっていました。

クアリーロック(Quarry Rock)とは|のんびり歩いて片道約1時間
ディープコーブ(Deep Cove)の街から歩いて行ける展望スポットです。バーデンパウエルトレイル(Baden-Powell Trail)の最初の約2kmを歩きます。本格的な登山というより、上り下りのある森のハイキングのイメージで、気軽に行けるのが魅力です。
- 距離:往復約3.8km
- 標高差:約100m
- 所要時間の目安:往復2〜2.5時間
ロンズデールキーからバスでディープコーブへ
ディープコーブまではバスで向かいました。ロンズデールキーからフィブス・エクスチェンジ(Phibbs Exchange)へ行き、ここでディープコーブ方面のバスに乗り換え。降りたのは、パノラマドライブのバス停です。
💡 乗り継ぎは、Googleマップの経路検索で調べるのが確実です。バスはクレジットカードのタッチ決済で乗れます。ロンズデールキーについてはこちらの記事にまとめています。


バス停から少し歩くと、小さな街に出ます。きれいなリゾート地のような雰囲気で、通りの先にはもう海が見えていました。


朝ごはんはHoney Doughnuts & Goodies
ハイキングの前の腹ごしらえは、Honey Doughnuts & Goodiesで。地域の有名店で、この日もたくさんのお客さんで混み合っていました。


注文したのは、名物のハニードーナツと、カナダらしいなと思ったメープルドーナツ、そしてコーヒー。ドーナツ2つとコーヒーで12.76カナダドル、約1,500円でした。有名店なのに良心的な値段です。
食べ比べた結論は、ハニードーナツとドリップコーヒーの2択でOK。メープルドーナツは、日本人には甘すぎました。カナダらしさにひかれて頼むと、甘さにびっくりするかもしれません。
ちょっと寄り道|バンクーバーのコーヒー事情
コーヒーが出てきたので、少し寄り道を。
実はバンクーバーのカフェ文化は、すごく充実しています。
自社焙煎の店だけでなく、北米をはじめ世界トップクラスの焙煎所の豆を仕入れて出す「マルチロースター」スタイルのカフェや、豆にこだわる個性豊かなローカルカフェがあります。クロワッサンやバナナブレッド、ブランチを一緒に楽しめるカフェも人気です。旅の途中で、お気に入りの1軒を見つけるのも楽しいですよ。
「コーヒー、プリーズ」が通じなかった話
カフェのメニューには、ドリップコーヒー、エスプレッソ、アメリカーノ、カプチーノ、ラテなどが並んでいます。ここから選んで注文します。
ところが私は、メニューも見ずに「コーヒー、プリーズ」。すると店員さんは「??? どんなコーヒー?」という顔に。
ここで思い出したのが、イタリアでの体験です。「カフェアメリカーノ」と言ってみたら、普通の温かいコーヒーが出てきました。助かった……。
ちなみにカフェアメリカーノとは、エスプレッソをお湯で薄めたコーヒーのこと。イタリアでは邪道と言われることもあります。カナダで普通のコーヒーが飲みたいときは、「ドリップコーヒー」と頼むのがおすすめです。
バンクーバーのコーヒーはレベルが高いので、コーヒー好きの方はぜひカフェめぐりも楽しんでみてください。
海の見える公園で朝ごはん
ドーナツを持って、近くの海の見える公園へ。ベンチに座って海を眺めながら食べる朝ごはんは、ちょっとしたぜいたくです。




この公園は、ハイキング前の準備にもぴったりです。トイレがあり、無料で水を補給できる場所もあります。登山口のすぐ近くなので、ここで水筒を満たしてから出発すると安心です。

ノースバンクーバーの水を、私はそのまま飲んでいました。日本の水道水よりも美味しかったです。バンクーバーの水道水もカナダの基準を満たしていて、そのまま飲めます。
森を歩いてクアリーロックへ
お腹が満たされたら、いよいよ出発です。公園を抜けて、標識とGoogleマップを見ながら登山口へ向かいます。



階段を上がると、そこはもう森の中。シダの茂る森、苔むした倒木、岩の間を流れる小さな滝。景色がどんどん変わっていくので、歩いていて飽きません。



長い木の階段も出てきますが、焦らず自分のペースで歩けば大丈夫です。階段や木の根があるので、歩きやすい靴で行きましょう。
私が履いていたのは、メレルの「CHAMELEON STORM REDUX JAPAN GORE-TEX®」という赤いアウトドアシューズです。前日にグラウスマウンテンの登山道「グラウスグラインド」を登ったときも、雨の日のリンキャニオンパークを歩いたときも、この靴でした。疲れにくくて歩きやすく、防水もしっかりしているので、雨で濡れた階段や苔の上でも、滑ったり水がしみたりすることはありませんでした。見た目はスニーカーに近いので、街歩きにもそのまま履けます。ただ、濡れたマンホールやタイルの上は滑りやすいので注意です。赤のほかに黒など全6色あります。このあと、岩の上の写真にも登場しますよ。
価格:16940円〜 |




木々の間から海が見えてきたら、ゴールはもうすぐです。


森が開けると、空が一気に広くなります。この先に、あの岩が……?

クアリーロックに到着。絶景です!


大きな岩の上に腰を下ろすと、目の前に入江がどーんと広がります。
高い空、白い雲、穏やかな青い海。足を投げ出して眺めていたら、気づけば1時間以上たっていました。
この入江はインディアンアーム(Indian Arm)。氷河が削ってできたフィヨルドで、長さは約20kmあります。
じっくり眺めていると、いろいろなものが見えてきます。


小さな島の横を進むタンカー。山の斜面に並ぶ、海辺の家々。専用の桟橋まであって、高級別荘でしょうか?
帰りは来た道を戻って、15時ごろに公園へ。ゆっくり歩いても、朝から夕方前までの半日で帰ってこられます。
まとめ|クアリーロックは朝ごはんから楽しい
- ディープコーブへは、ロンズデールキーからフィブス・エクスチェンジでバスを乗り換え
- 朝ごはんはハニードーナツとドリップコーヒーの2択でOK(ドーナツ2つとコーヒーで12.76カナダドル)
- メープルドーナツは、日本人には甘すぎるかも
- 公園にトイレと無料の水補給あり。出発前に水を満たしておく
- 登山口から岩の上まで、のんびり歩いて約1時間。歩きやすい靴で
- 岩の上からは、氷河が削った入江を一望できる。時間に余裕を持って行くのがおすすめ
📍 クアリーロックの登山口
旅のデータ
- 訪問:2026年6月11日(木)
- 場所:クアリーロック(Quarry Rock/カナダ・ノースバンクーバー、ディープコーブ地区)
- 距離:往復約3.8km/標高差 約100m
- この日の流れ:10:23 ハニードーナツ → 10:34 公園で朝ごはん → 11:09 登山口 → 12:08ごろ クアリーロック → 13:26ごろ 下山開始 → 15:05ごろ 公園に戻る
- Honey Doughnuts & Goodies:4373 Gallant Ave(公式サイトでは毎日6:00〜17:00)
- アクセス:ロンズデールキーからバスでフィブス・エクスチェンジ(Phibbs Exchange)へ、乗り換えてパノラマドライブのバス停へ
- ※2026年6月時点の体験です。料金や時間は変わる可能性があります