ハーブ園での衝撃体験(スリランカ旅行記-その8)を終えて、いよいよ今夜の宿に向かう時刻はもう夜。でもスリランカの夜道、そう簡単には宿にたどり着かせてくれませんでした(笑)
ガイドのパシさんが「ちょっと寄ってみますか?」なんて誘ってくれるので、ついつい行きたい!って事になってしまい、ワインストア(普通の地元の酒屋さん)へ立ち寄り、スリランカのコンビニを探検。そしてローカルの魅力満載の屋台ご飯を眺め……気がつけばだいぶ夜が更けていました。今回はそんな「宿までの小さな旅」の記録です!
夜のスリランカを車で走る
ハーブ園を出発すると、もう外は薄暗くなりはじめていた。車の窓から見える街の風景は、昼間とはまったく別物。道路には仕事終わりのトゥクトゥク、バス、バイクが入り乱れ、独特の喧騒の中を車がゆっくり進んでいく。

信号待ちのたびに目に入るシンハラ語の看板、英語と混じり合う独特の文字。「どこにいるんだろう」という感覚が、またじわじわと高まってくる。スリランカの夜、なんだかワクワクする。
夜の路上マーケット──闇夜に浮かぶ野菜と果物
車が減速したと思ったら、道沿いに小さな灯りがぽつぽつと連なっていた。夜の路上マーケットだ。バナナ、パパイヤ、マンゴー、見慣れない野菜たち。電灯1個の明かりで店を出している地元の人たち。夜中でも商売している生命力に圧倒される。スリランカの日常の一コマを垣間見た気がした。

干物屋さんに遭遇──スリランカ人の食文化に触れる
マーケットの並びに、一軒の小さな店。青いシートの上に積み上げられているのは……魚の干物!

「250g Rs.250」という手書きの値札。スリランカでは魚の干物(モルジブフィッシュ)は料理の必須アイテムで、色々な料理に使われるみたい。観光客がまず来ない地元の店で、スリランカの食文化を感じちゃいました。
New Bentota Wine Stores──不思議な酒屋
「ちょっとお酒を買いたい」とパシさんにお願いすると、もちろんOK!……見えてきたのは「NEW BENTOTA WINE STORES」の看板。でもなんか、雰囲気が楽しい(笑)

店の前には行列ができていた。

中に入ってみると、壁一面に貼られた価格表。ARRACK( アラック:スリランカの地酒)、GIN、BRANDY、WHISKY、RUM、VODKA、BEER……と種類が豊富。価格も750mlから180mlまで細かく分かれていて、地元の人たちがてきぱきと注文している。掲示板を見ながらガンバって予習しました。

そして棚にはたくさんのお酒が!スリランカのビール「LION」ももちろん(笑)。スリランカの夜にはLIONビール、もう定番になりつつある。

Cargills Food City Express──スリランカのコンビニを初体験!
ワインストアを出たあと、「コンビニに行ってみたい!」とリクエストしたら、パシさんが連れて行ってくれたのが「Cargills Food City Express」。スリランカ最大級のスーパーマーケットチェーンのコンビニ版だ!


中に入ると、野菜コーナーが充実していてびっくり!トマト、にんじん、インゲン、なす、ポテト……日本のコンビニには絶対ない新鮮野菜がずらりと並んでいる。価格表示は「EVERYDAY LOW PRICE」。

スリランカのコンビニ、なんかいい。生鮮食品もあって、地元の人が普段使いする感じが伝わってくる。日本のコンビニとはぜんぜん違う、でもどこか親しみやすいです。
夜の屋台──お腹はめちゃ減ってるけどどうやって買うの?
コンビニを出ると、道沿いに屋台が出ていました。看板には「Dolphin Kottu」「Devail」「Pork Chicken Black Curry」「Stew」の文字。どれも気になる!すっごく美味しそう。でも、どうやって買うんだろう? ん〜〜ん〜〜

足元をよく見たら野良犬がお行儀よく座ってました(笑)。スリランカの夜の街に溶け込んでいる犬たち。お腹は凄く減っていたけど、行列に圧倒され、買い方がわからず、言葉もわからず、涙を飲んでスルー><(泣)
アイスコーヒーでひと息
そんな中で唯一手に入れたのが「P&S Iced Coffee」!車の中で飲んだ200mlの小さなカップ。疲れた体に甘くて冷たいコーヒーが染みる……!

価格はわからないけど、ガイドのパシさんがおごってくれた。疲れた旅の途中に、こういう小さな幸せが心にしみる(涙)。
ゲストハウス到着!──予想外の素敵な宿
いくつかの寄り道を経て、やっとたどり着いたのが今夜の宿「Welcome Family Guest House.」。静かな路地の奥にある小さなゲストハウスです。
暗い路地に着いて最初「本当にここ……?」と不安になったけど、オーナーさんが笑顔で出迎えてくれて一安心。ガイドのパシさんとはここでお別れです。すっごく親切で、いろいろな注文にも快くこたえてくれました。オプショナルツアーも最高に楽しかったです。本当にありがとうございました。

部屋が!!予想以上に素敵だった!
案内された部屋に入った瞬間、思わず「わあ!」と声が出た。

花柄のカーテン、白いレースのカーテン、天蓋のような飾り付き……ちゃんとホテル風のベッドメイクまでされていて、バックパッカーの宿とは思えない雰囲気!タオルも白鳥の形に折られていて、細かいところまで気が配られている。
バックパッカー旅で「意外と部屋がよかった!」という体験は何度かあるけど、ここは特によかった。これで1泊いくらだったっけ……たしか数千円だったはず。コスパ最高!
バスルームもきれいで感動!
トイレとシャワーも確認。清潔感があって、ちゃんとシャワーカーテンもある。


一日中歩き回って汗だくだった体に、温かいシャワーが本当に気持ちよかった。シャワーを浴びた後は別人のようにスッキリ。
今日1日で何があったかを頭の中で整理しようとしたけど、紅茶工場、象乗り、ハーブ園、ワインストア、コンビニ……もう情報量が多すぎて頭が処理できない(笑)。スリランカの旅は濃い。
宿でビールとつまみでまったり 心温まるフルーツの差し入れ
でも旅の夜はビールで締めたい。ワインストア?で手に入れた「LION」ビールをいただいて、バナナとお菓子をつまみながら今日を振り返る時間。バナナは、夕食なしでお腹ペコペコだった私たちに、宿の方が差し入れてくれたのです。スリランカの人ってとっても優しくて心が温まります!ありがとうございます

LIONビールの飲みやすさ、スリランカのバナナの甘さ、地元のチップスのスパイシーさ……どれも「スリランカっぽい」。テーブルの上のこのごちゃごちゃ感が、なんとも旅らしくて好き。
「今日も無事に一日終わった」という満足感と「明日もまた長い一日が始まる」というちょっとの緊張感。それがまた旅の醍醐味だよなと思いながら、LIONをもう一口。
ベッドに倒れ込んだ
シャワーのあと、ベッドに倒れ込んだらそのまま動けなくなった(笑)。
今日から3泊はここ「Family Guest」でお世話になります。とっても快適〜

まとめ:スリランカの夜は寄り道が楽しい
ハーブ園から宿まで、ただ移動するだけのはずが、気がつけばワインストア・コンビニ・屋台・路上マーケット……と盛りだくさんな夜になっていた。これがスリランカ旅のおもしろいところ。
観光スポットだけじゃなくて、「移動中」や「寄り道」にこそ、スリランカの日常がギュッと詰まっている気がします。パシさんのガイドで地元感満載の旅ができたことに本当に感謝です。
明日はいよいよ4日目!次はどんな驚きが待っているのか……スリランカ旅はまだまだ続きます。
▶ 次回 電車でベントタからゴールへ!世界遺産の城塞でショッピング&アフタヌーンティーを満喫
旅のデータ
- 旅のエリア:ベントタ周辺(スリランカ西南部)
- 宿泊:Welcome Family Guest House.
- 住所:N0: 27, Pitaramba, Bentota, 80500 ベントータ, スリランカ
- 予約:booking.com
- スーパー:Cargills Food City Express(スリランカ全国展開のコンビニ)
- 移動:スリランカタクシーサービス(ガイド:パシさん)
「Welcome Family Guest House.」は駅近でアクセスに便利な宿です
