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バンクーバーの北、ノースバンクーバーにあるグラウスマウンテン(Grouse Mountain)。ゴンドラで山頂まで上がれる人気の観光地ですが、実は自分の足で登ることもできます。
私たちは「グラウスグラインド」という登山道を選びました。急な階段と岩の道でばてばてになりながら、霧の中を登りきるまで約2時間。山頂は6月とは思えない寒さでした。
この記事では、登山の様子と、登る前に知っておきたかったこと(服装、山頂の寒さ、レストランの値段、下りのゴンドラ)をまとめます。皆さんの楽しい旅の参考になれば嬉しいです。

グラウスマウンテンとは
バンクーバーの街から北へ、バスで行けるノースバンクーバーにある象徴的な山です。「The Peak of Vancouver」を名乗っていて、山頂へはゴンドラで上がれます。夏はハイキングやアトラクション、冬はスキー場としてにぎわいます。
朝、バスで麓へ。服装がちょっと違う?

朝、バスでグラウスマウンテンを目指しました。乗り込んでみると、周りの人の服装がちょっと違う。6月なのに、フリースやダウンを着ているんです。
そのときは「寒がりなのかな?」くらいに思っていました。理由は、山頂に着いてからわかります。
💡 ダウンタウンからは、ウォーターフロント駅からシーバスでロンズデールキーへ渡り(約12分)、236番のバスで終点の麓(Grouse Mountain @ Skyride)まで約25分です。乗り継ぎは90分以内なら追加料金なし。バスもシーバスも、クレジットカードのタッチ決済で乗れます。ロンズデールキーについてはこちらの記事にまとめています。


麓にはゴンドラ乗り場とチケット売り場があり、スターバックスも入っています。ゴンドラで上がる人はここから、歩いて登る人はこの近くの登山口からスタートします。
💡 歩いて登るのは大変そう、という方はゴンドラで山頂へ。市内からの無料シャトルバスとゴンドラ往復がセットになったチケットもあります。
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登山道は2つ。私たちはキツいほうを選んだ


登山口の案内板によると、山頂へ向かう登山道は2つあります。

- グラウスグラインド(Grouse Grind):2.5km・標高差800m
- BCMCルート:2.9km・標高差750m
距離が短いぶん、グラウスグラインドのほうが急です。私たちはキツめのグラウスグラインドを選択しました。どちらも登るのに料金はかかりません。

この日の開園時間は7:00〜19:30。掲示板に、トレイルが開いているかどうかが出ています。
🔴 グラウスグラインドは下りの通行が禁止されています。登ったら、帰りはゴンドラで下りることになります(下山のチケットは後半で紹介します)。

グラウスグラインドを登る(9:42〜11:43)
9時42分、登山スタート。いきなり階段です。


苔むした森の中を進みます。途中、雨も降ってきました。


10時23分、4分の1地点の看板に到着。「おめでとう、ここまでが易しい区間。ここからがきつい区間です」と書かれています。疲れていないか、水は足りているかを正直に確かめて、引き返すならここが最後のチャンス。この先は下りが禁止されています。この先に2/4とか3/4などの看板があったかの記憶はありません・・・なかったような・・・

ここからが本番です。でも実際はここですでに疲れていました・・・
急な山道、岩畳、木道、階段。ばてばてになって、途中で何度も休憩しながら登りました。


早い人もいれば遅い人もいるので、自分のペースで登ることが大切です。ただ、同じくらいのペースの人も多くて、同じ人たちと抜いたり抜かれたりしながら登っていく印象でした。疲れて休んでいる間に抜かれて、登り始めると、さっき抜いていった人達が今度は休んでいる。その繰り返しです。たまに早い人が抜いていってすぐに視界から消えていくことも。自分のペースでゆっくり、滑ったり転んだりしないように登っていきましょう!
道が狭いので、休むときは端に避けて、後ろの人が抜きやすいようにしておいてくださいね。
10時57分、木々の間から、ふっと景色が開けました。眼下にはノースバンクーバーの街と海、その向こうにはバンクーバーの街並み。ここまで登ってきた高さを実感できる、ご褒美のような景色です。



山頂に近づいてくると、霧が出てきて、気温もぐっと下がってきます。登っている間は汗をかくので、服装は羽織れるもの、途中で脱ぎやすいものがおすすめです。


11時43分、ゴール! 登山口から約2時間でした。公式サイトでは「体力のある人で平均2〜2.5時間」とされています。途中、写真を撮ったり、休憩しながら登ってこのくらいの時間です。
山頂に到着。6月でも寒い
山頂に着いてわかりました。6月でも山頂は寒い。バスの乗客がフリースやダウンを着ていた理由はこれだったんです。フリースとウインドブレーカーか、軽いダウンは必須です。
私たちはウインドブレーカーしか持っていかなかったので、山頂はめちゃくちゃ寒かった……。ウインドブレーカーだけでは足りません。中に着られるフリースか、小さくたためる軽いダウンを1枚、リュックに入れておくのがおすすめです。登りの途中は動くので暑いくらいです。
次に行くなら、ウインドブレーカーの下に薄手のフリースを1枚。フリースは濡れても冷えにくいので、汗をかいたあとに寒くなってきても着られます。ただ、汗で濡れたTシャツのままだと体が冷えてしまうので、山頂でTシャツを着替えてからフリースを重ねるほうがよさそうです。
グラウスグラインドに持っていきたい装備はこちら。
- 薄手のフリース:ウインドブレーカーの下に重ねる中間着
- 換えのTシャツ:山頂で、汗をかいたTシャツから着替える
- 汗拭き用のタオル:着替える前に汗を拭いておくと、体が冷えにくい
- ウインドブレーカー:小雨や風よけに
中間着の薄手のフリースなら、山頂のショップにも並んでいたザ・ノース・フェイスの「マウンテンバーサマイクロジャケット」などがよいのではないでしょうか。メンズとレディースがあります。
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せっかくなら、現地でお気に入りを探すのも旅の醍醐味です。バンクーバー発祥のルルレモンや、ノースバンクーバー発祥のアークテリクスもおすすめです。ノースバンクーバーにはアークテリクスのアウトレット店舗(2155 Dollarton Hwy)もありますよ。

山頂にはたくさんのアトラクションがあって、1日楽しめます。山頂に入場料はありません。ショーなどは無料で楽しめて、お金がかかるのは一部のアクティビティだけです。※時期や日によって変わることがあります。
| アトラクション | どんなもの? | 料金 |
|---|---|---|
| ランバージャックショー | 丸太切りや木登りなど、木こりの技を見せるショー | 無料 |
| グリズリーベアの保護施設 | 保護されたハイイログマを間近で見られる | 無料 |
| Birds in Motion | タカやフクロウなど、猛禽類が飛ぶショー | 無料 |
| Peak Chair(リフト) | さらに上の展望地点まで上がるリフト | 無料 |
| レンジャーのトーク・エコウォーク | 山の自然や動物の解説 | 無料 |
| グラビティコースター | 山の斜面を下るコースター | 別料金 |
| ジップライン | ワイヤーで谷を滑空 | 別料金 |
| ロープアドベンチャー | 木の上を渡るアスレチック | 別料金 |
| マウンテンバイク(バイクパーク) | 山頂のコースを自転車で下る | 別料金 |
私たちは歩いて登りましたが、猛禽類のショー(Birds in Motion)を無料で見られました。お金がかかるのは、ゴンドラ代と、別料金のアクティビティくらいです。歩いて登れば、下山のゴンドラ代(ダウンロードチケット)だけで山を楽しめます。
一方、コースターやジップライン、マウンテンバイクは別料金で、こちらは料金が高めです。


霧の中で草を食べているシカにも出会いました。



山頂レストラン:スープ$10.05で寒さをしのぐ
寒かったので、レストランでスープを食べました。税込みで$10.05。高い……。ハンバーガーなどは$25とか$30なので手が出ず、スープで寒さと空腹をしのぎました。

とはいえ、せっかく登ったご褒美です。気にせずハンバーガーを頼むのも、ぜんぜんありだと思います。
レストランのデッキは景色がよくておすすめです。ただし、デッキは何か買わないと入れません。なにか買って食べるのは必須ですが、値段には注意してください。


山頂に着いた12時ごろは霧で真っ白でしたが、食事をしている間に晴れて、13時すぎにはデッキからバンクーバーの街と海が見渡せました。山の天気は1時間で変わります。霧が出ていても、少し待ってみる価値はあります。
レストランと同じ建物にあるアウトドアショップも、めちゃくちゃ充実しています。ルルレモン、アークテリクス、パタゴニア、ノースフェイスなど、アイテムがそろっていました。

下山はゴンドラで
グラウスグラインドは下りが禁止なので、帰りはゴンドラです。登ってきた人は、下山用の「ダウンロードチケット」を買って乗ります。公式サイトのオンライン価格は、13歳以上が$20、5〜12歳が$10です。オンラインの操作がよくわからなかったので、窓口で購入$25.10でした。


13時41分にゴンドラに乗り、たった10分で下山。歩いて2時間かかった道のりが、あっという間です。


帰りもバスで戻りました。時間帯なのか貸切状態でした。

まとめ|グラウスグラインドで登るなら
- 徒歩で登るのは無料。ただし下りは禁止なので、帰りはゴンドラ(ダウンロードチケット:オンライン$20/窓口$25.10)
- 私たちは約2時間で登頂。4分の1地点までが約40分、そこから山頂まで約80分
- 6月でも山頂は寒い。ウインドブレーカーの下に薄手のフリースを。換えのTシャツと汗拭きタオルも持っていき、山頂で着替える
- 道が狭いので、休むときは端に寄る
- 山頂に入場料はなく、ショーやグリズリーベアは無料。コースター・ジップライン・マウンテンバイクは別料金
- 山頂レストランは高め。スープ$10.05、ハンバーガーは$25〜30
- 霧が出ていても、待てば晴れることがある
📍 グラウスマウンテンの場所
麓のゴンドラ乗り場(6400 Nancy Greene Way)。236番のバスの終点で、グラウスグラインドの登山口もこのすぐ近くです。
旅のデータ
- 訪問:2026年6月10日(水)
- 場所:グラウスマウンテン(Grouse Mountain/カナダ・ノースバンクーバー)
- 登山道:グラウスグラインド(2.5km・標高差800m)
- この日の流れ:9:42 登山口 → 10:23 4分の1地点 → 11:43 山頂 → 13:41 ゴンドラで下山
- 登山料:無料/下山ゴンドラ:13歳以上$20・5〜12歳$10(公式サイトのオンライン価格)。私たちは窓口で買って$25.10
- 開園時間:7:00〜19:30(この日の掲示)
- 山頂レストラン:スープ$10.05(税込み)
- アクセス:ダウンタウンのウォーターフロント駅からシーバスでロンズデールキーへ(約12分)、236番バスで終点の麓まで(約25分)。公式サイトの行き方(英語)
- ※2026年6月時点の体験です。料金や時間は変わる可能性があります